2007/12/17更新

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は-01

 ハイブリッドカー(Hybrid Car)

 ハイブリッドカーとは、複数の動力源を組み合わせ、それぞれの利点を活かし、低燃費と低排出を実現する自動車のこと。「ハイブリッド」という名前も、英語で「2つのものをかけあわせる」という意味から名付けられている。ハイブリッドカーはエネルギー効率に優れ、排気ガスが少なく、地球温暖化や大気汚染対策として効果がある。しかし、走行距離やパワーの面では普通の自動車に比べ、まだまだ課題があるのも事実だ。ハイブリッドカーはその短所を補うために、エンジンとモーターを備えている。ガソリンなどの燃料を用いる内燃機関で走りながら、エンジンで充電し、発進・加速・登坂の時に電気エネルギーを使ってエンジンを補助する。これにより、ガソリンのみで走る場合より燃費が向上し、窒素酸化物や二酸化炭素、黒煙などの有害物質の排出量が減少する。
 現在ハイブリッドカーの中でも注目されているのが、プラグイン・ハイブリッドカー。プラグイン・ハイブリッドカーはモーター用の電力を家庭用電源から取り込むことが出来る。そのため、電気料金の安い夜中に充電して近距離の場合は電気自動車、長距離の場合はガソリン車として使うことが可能だ。供給する電力を風力に移行することで、化石燃料の使用を抑え、二酸化炭素の排出も大幅に減らすことができると期待されている。

 

は-02

 POPs

Persistent Organic Pollutantsの略で、「残留性有機汚染物質」のこと。水に溶けにくく脂肪に溶けやすい性質のため、生物の脂肪に蓄積して生物濃縮する。POPsについての国際条約は、農薬のDDT、ヘキサクロロベンゼン、マイレックス、トキサフェンのほか、ダイオキシン類、フラン類などの計12種類を指定している。大気に乗って長距離移動するため、南極のペンギンの脂肪や北極圏の先住民族の母乳から高濃度で検出されることがある。ほとんどの物質は先進国では使用されてないが、DDTなどは今でも熱帯の発展途上国で使用されている。

 

は-03

 バージンパルプ

木材から紙を作るにはまず、原料の木材を細かく削ってチップにし、熱や薬品を加えて繊維を抽出、加工してパルプを作る(これをさらに加工して紙が出来る)。この時作られる、木材からの新しいパルプがバージンパルプと呼ばれる。

 

は-04

 バイオエタノール

バイオエタノールは、サトウキビやトウモロコシなどのデンプン系バイオマスや木材や古紙などのセルロース系バイオマスといった植物由来の多糖から作られるアルコールの一種で、工業原料や燃料としての利用が期待されている。この原料となるバイオマス資源は、地球上に最も多量に存在し、CO2固定によって再生産可能な炭水化物であることから、現在用いられている化石燃料資源に代わるエネルギー資源として注目されている。近年、このようなバイオマス資源を原料として有効利用することで、持続的に発展可能な循環型社会を目指している。

 

は-05

 バイオエネルギー

牧草や、木材、菜種油など生物に由来する資源の総称・バイオマスを利用したエネルギー。植物や動物をエネルギーとして利用することをいう。動植物を有効利用した後の廃棄物を利用することが一般的で、バイオマスの資源化にはそのまま使用する飼料化のほかに、堆肥、燃料ガス、液体燃料への変換の3つの方法がある。

 

は-06

 バイオガス

原料としていろいろな有機性廃棄物(家畜糞尿、家庭・食品産業からの生ゴミなど)が利用でき、1999年11月家畜排せつ物法が施行されたことにより、家畜ふん尿の有効活用方法の一つとして注目されている。嫌気性発酵によりバイオガスを発生させた発酵済み消化液は、肥料成分が残っているため液肥あるいは堆肥として利用することができる。環境を配慮した持続的発展と地球温暖化防止から、 注目されるようになった。 特に、ヨーロッパでは再生可能エネルギーに対する多様な経済的支援措置が取られている。

 

は-07

 バイオマス

生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、石油や石炭などの化石資源を除いたエネルギーや物質に再生が可能な動植物から生まれた有機性資源のことで、適切に生産・一次利用・再資源化・二次利用すべき資源であり、循環型社会の基本となるもの。しかし、主なものは、廃棄物として処分されており、その利活用状況は充分とは言えない状況だ。一方で、植物や生ごみ、家畜のふん尿などの有機資源であるバイオマスを最大限活用し、たい肥や建設資材、あるいは電気などのエネルギーに再利用していくという動きも大きくなりつつある。

 

は-08

 パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)

多くのシャンプーや化粧品類に防腐剤として添加されている化学物質。フェノール(オキシベンゼン)、クレゾール(メチルフェノール)サリチル酸などと同じように、防腐・抗菌効果があるが、人によっては接触性皮膚炎を起こし、飲み下すとむかつきや嘔吐、酸性症、薬物発疹、肝炎などを起こすといわれている。合成洗剤などにも配合されているが、環境ホルモンの一種であるアルキルフェノールと似た性質を持っており、環境ホルモン作用を持つのではないかと疑われている。

 

は-09

 波力発電

例えば日本海側では、冬になると海岸線1m当たり平均17kWの波エネルギーが来ると計算され、これは一般家庭約50軒分の消費電力にも相当する量になる。また波力発電では、発電装置が防波堤の役目を果たし、波が静まる効果にも期待されている。

 

は-10

 ヒートアイランド現象

ヒートアイランド現象とは都心における気温が郊外に比べ高くなり、等温線を引くと、都心部を中心とした島のようになる現象である。特に、日中の最高気温が30℃を超える「真夏日」や、明け方の最低気温が25℃以下にならない「熱帯夜」が増えていることが挙げられる。ヒートアイランド現象を防ぐためには、緑化による冷却効果の強化、省エネなどが挙げられる。

 

は-11

 BOD(Biochemical Oxygen Demand、生物化学的酸素要求量)

河川や工場排水中の汚染物質(有機物)が、好気性バクテリアなどの微生物により、無機化あるいはガス化(酸化分解)される際に消費される酸素量のこと。単位は一般的にmg/lまたはppmで表される。この数値が大きくなると水質が汚れていることを意味し、主に河川の汚濁指標として用いられる。

 

は-12

 ビオトープ(Biotop)

ドイツ語で生き物のことを意味する“Bios”と、場所という意味の“Topos”を合成した言葉で、“人間が生活・活動するところで、本来の生態系が保たれた空間”のことをいう。残っているビオトープを守る活動と、失われたビオトープを復元する活動の2種類があり、具体的には建物の屋上に作られた緑地や学校の庭・沼地などが挙げられる。

 

は-13

 PSEマーク

 は、法律を守って製造、輸入された「特定電気用品」に表示されるマーク。「特定電気用品」とは、主に部品(電線、ヒューズ、コンセントなど)、消費者が普段目にすることのない場所で使用されるもの(電気温水器、ポンプなど)、子供やお年寄りが使うものや肌に直接ふれるもの(おもちゃ、マッサージ器、家庭用治療器など)。定められた機関で試験を行うことが法律で義務付けられている。
 は、法律を守って製造もしくは輸入された「特定電気用品以外の電気用品」(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど一般家庭などのコンセントにつないで使用するもの)に表示されるマークで製造・輸入事業者が、自分たちで安全性を確認したうえで表示される。

 

は-14

 VOC(揮発性有機化合物)

揮発性が非常に高い有機化合物。ドライクリーニング洗浄剤や金属部品の脱脂洗浄剤(トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなど)や農薬などがある。地表では大気中に拡散するが、地下水に残留することから、水道などの汚染物質として重要視されている。高濃度の場合、頭痛、めまい、おう吐等の症状が現れる。

 

は-15

 フェアトレード

世界経済や流通システムの歪みによって貧困に追いやられている途上国の人々を支援するために始められた交易。寄付や援助ではなく、立場の弱い人々が正当な報いを受け、誇りを取り戻して自立することを共に目指す、対等なパートナーシップによる貿易。また、広く消費者に受け入れられる商品を開発するために、アドバイスやマーケティング情報を提供します。環境に負荷をかけない持続可能な方法でつくられたフェアトレード製品は、作る人にも、地球にもやさしいのです。

 

は-16

 ペコロジーボトル

キリンビバレッジで作られた、あまり力を入れなくても「ペコッ」と簡単につぶすことができる2リットルサイズのペットボトル。ペットボトルの重さは42gで、従来のものと比べると、1本当たり21g軽くなり、約3分の2の軽さになった。このようにペットボトルの厚さを薄く、軽くしたことで、原料の使用量もぐんと少なくなり、2005年1年間で3400トンも原料を減らすことに成功した。また、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスも30%削減することに成功した。

 

は-17

 pH(ペーハー)

酸性の度合いを表す言葉。中性はpH7で、1に向かって数が小さくなると酸性、大きくなるとアルカリ性を表す。自然界の雨水には大気中の二酸化炭素が溶けているためpH5.6程度が通常といわれており、pH5.6以下を酸性雨と呼ぶ。

 

は-18

 PETボトル(ペットボトル)

石油から作るプラスチックの一種、ポリエチレン・テレフタレート(Polyethylene Terephthalate)を使用したボトル。1.5lのペットボトル1本を作るのに使われるエネルギーは約1,710kcal。ガラス瓶を用いるのにくらべて、軽くて割れない、輸送コストも約40%節約できる、などの理由から、急速に需要を伸ばしている。スイス、ドイツ、オランダなどの国では、詰め替え可能、返却可能なリターナブルPETボトルもある。

 

は-19

 ペレット

ごみとして出されたポリ袋類、発泡スチロール容器、プラスチック容器を溶かし、粒状に成形したもの。プラスチックなどの原料として再利用される。粒状の形態であるのは、輸送や成形の際の取り扱いやすさや、添加剤との混合時の容易さなどのため。ビーズとも呼ばれる。

 

は-20

 ベロタクシー(velotaxi)

ドイツを中心にヨーロッパ各地で走行中の自転車タクシー。自動車のように排気ガスを出さず、地球環境にやさしい自転車として注目を浴びている。velotaxiのveloは、フランス語(velocipede)ドイツ語(veloziped)で「自転車」を意味する。現在ヨーロッパを中心に12カ国22カ所で交通機関の一つとして人々に親しまれている。

 

は-21

 北海道洞爺湖サミット

「北海道洞爺湖サミット」とは、2008年7月7日(月)から9日(水)までの3日間、日本が議長国となって開催されるG8サミットの通称。環境、貧困、人権などさまざまな議題があり、中でも2013年以降の「ポスト京都」の枠組みについて、途上国を含む主要排出国すべての参加や、2050年までに世界の温室効果ガス排出量を半減することなどで合意を目指す。また、同サミットでは会議全体のエコ化を目指している。

 

は-22

 ポリ塩化ビニル(=塩ビ)

塩ビ、塩化ビニル樹脂に同じ。英名polyvinyl chlorideの頭文字を取ってPVCと呼ばれる。日用品や玩具、建設材料など多種多様な製品や工業材料として使用されてきたが、塩素を多く含んでいるため、焼却処理に伴うダイオキシン類の主要発生源とされる。90年代に入り消費者や市民団体による不買運動が起こるなど社会問題化し、製品への使用を控えるメーカー等が急増している。また、ポリ塩化ビニルを製品化する時に可塑剤として用いるフタル酸エステルは環境ホルモン物質であるとされ、厚生省は2000年6月、食品製造時の塩ビ製手袋の使用を避けるよう事業者に通知した。

 


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